どのくらいのサイズで作るのか決めたら、2〜3サイズ大きめの(焼くと縮まるため)、円錐状(?)の木の棒のちょうど良い太さのところに紙を巻いて(棒に粘土がくっつかないようにするため)、その上から粘土を巻きつけて、まずベースを作ります。
なんかいきなり形ができてますが(^_^;)イメージに合わせて、ベースの上に粘土を少しずつ盛っていきます。少し水をつけたりして、粘土の粘度(シャレではなく^_^;)を調節しながら造形していきます。
だいたいの形が出来たら、いったんドライヤーで乾かしましょう。このとき、全体のバランスを見て、不要な部分を削ったり付け足したりします。そしてディティールを入れていきます。上の写真は歯の造形途中です。
細かいところは、粘度がやわらかいうちに金属製のスパチュラ(へら)等で造形します。乾いてから削っていってもいいです。 このへんでロゴなども入れておきましょう。カッターよりも先端の尖った、アートナイフ等を利用して彫るとグッドです。 内側も滑らかに仕上げておきます。
表側、裏側ともに600番位のサンドペーパーで滑らかに仕上げたら、造形終了!よーく見回して、割れ、欠け等無いか確認しましょう。もし造形途中で割れたりしてしまっても、少し軟らかめにした粘土を接着剤がわりにしてくっつける事が出来ます。
BUUUUUUUUUUUUURNNNNNNNNN!!!ってことで焼きます!なんとお手軽、家庭用ガスコンロで事足りちゃいます♪ みやっちは650℃以上で焼成できる「アートクレイシルバー650」を使ってます。針金にくっつけて、いざ焼成! すぐオレンジ色になってきます。やりすぎるとすぐ溶けてきちゃうので注意しながら、3分ぐらい焼きます。
焼けました!銀粉末が結晶化して、表面は真っ白になっています(左)。とりあえず、ワイヤーブラシでみがいてみました(右)。焼成前より、一回りくらい小さくなっているのを確認しましょう。なっていなかったら焼成不足ということなので、も〜少し焼きましょう!木の上で転がすと、もう金属音がします♪不思議!
表面がザラついているので、600番位から始めて、1200番位のペーパーで仕上げます。
凹部を黒くする事で、デザインの凹凸を強調して味のある仕上がりにすることが出来ます。「銅いぶし液」(東急ハンズで、確か200円くらい)を使って、黒くいぶします。フィルムケースに原液を少しだけ入れて、お湯又は水で薄めてこの中にリングを5分くらい漬けておきます。 すると、右写真のように全体的に黒っぽくいぶされて、このままでもとってもダークでいい感じ♪
あとは、シルバークロス(研磨剤を含んだ貴金属磨き布、ハンズで500円位で購入)で磨くだけ!!
いかがでしたか?意外と簡単そうでしょ♪ 造形は粘土感覚で出来て複雑な形も思いのまま!ガスコンロで焼成するだけだし、気軽に世界でたった一つのアクセサリーが出来ちゃいます(*^_^*)皆様もぜひおためしあれ!